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  1. 静岡市議会 2022-10-05
    令和4年 企業消防委員会 本文 2022-10-05


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時開議 ◯安竹委員長 ただいまから企業消防委員会を開きます。  なお、本日、天野委員から欠席届が提出されておりますので、御承知おきください。      ────────────────────────────── 2 ◯安竹委員長 初めに、このたび、台風15号の被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。また、災害復旧に全力で当たっている当局の皆さんに対し、深く感謝を申し上げます。      ────────────────────────────── 3 ◯安竹委員長 今期定例会で本委員会に付託されましたのは、決算認定3件、議案5件であります。  このうち、本日は消防局所管分の決算1件、議案1件の審査を行い、明日は上下水道局所管分の決算2件、議案4件の審査を行います。このほか、報告事項消防局で1件、上下水道局で3件ございます。  審査に先立ち、委員の皆さん説明員皆さんに申し上げます。  委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いいたします。  また、新型コロナウイルス感染症予防のため、発言の際にもマスクは着用のままとし、換気のために窓は開放したままとしますので、御承知おきください。  次に、委員会での質疑の在り方についてです。  委員の皆さんへのお願いですが、案件の決定に影響しない参考、確認のための質疑で、当局の対応に時間を要するものは、後日の報告、または資料提出を受けることとして、効率的な委員会運営に努めていただくようお願いいたします。  また、要望・意見については、質疑終了後に述べていただくこととし、質疑の段階で要望・意見に及ぶ発言は避けていただくようお願いいたします。      ────────────────────────────── 4 ◯安竹委員長 それでは初めに、去る8月13日に発生した葵区のビル火災について、当局から報告がありますので、これを聞くことといたします。 5 ◯秋山消防局長 令和4年8月13日、静岡市葵区呉服町二丁目において、当局消防職員1名が殉職した火災について報告させていただきます。  職に殉じた職員は、救助業務に必要な資格を積極的に取得するなど特別高度救助隊員としての意識が高く、勇敢で正義感にあふれ、上司や部下からの信頼も厚く、誰からも愛される大変優秀な職員であり、このような職員を失ったことは痛恨の極みであり、残された御家族に対し、誠心誠意、寄り添ってまいります。  また、吉田町の火災以後、安全管理を万全なものにしようと職員一丸となって取り組んでいるさなかに殉職事故が発生し、委員各位並びに市民の皆様に対しまして、多大な御心配、御不安をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。  今回の事故原因の徹底的な調査・検証を行い、再発防止策を講じ、災害現場におけるさらなる安全対策の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
     それでは、本火災における消防局の対応につきまして、3点報告させていただきます。  まずは、葵消防署管内建物火災事故概要についてです。  配布させていただきました資料を御覧ください。火災概要については資料のとおりとなります。  活動概要については、資料の時系列に沿って説明いたします。あちらのボードも御覧いただきながら説明させていただきます。  21時50分に、出火した店舗従業員から火災通報。  21時55分、出動指令。  21時58分、119番通報を受信した指令課から出動各隊へ「3階飲食店バックヤード付近出火。店舗内で煙を確認できるが、炎は確認されていない。逃げ遅れ、怪我人無し。」の支援情報を無線にて発信。各隊は情報を共有しました。  21時59分、先着隊として葵指揮隊が現場に到着。前進指揮者関係者と接触し、「3階飲食店逃げ遅れ無し飲食店通路奥の右側の部屋が燃えている。」との情報を入手し、3階へ移動。  22時4分頃、前進指揮者飲食店内の通路を通過し、店舗奥客席ホールへ進みました。白煙は漂っているが、天井や壁は視認できる状況で、火点は確認できませんでした。飲食店入り口から東側の通路へ進入すると、白煙が下層部まで漂っており、多少の熱気を感じました。  22時8分頃、葵特別救助隊が3階で前進指揮者と接触。葵特別救助隊建物進入前に建物外部3階北東角からの煙の噴出を確認していること及び前進指揮者調査状況の結果から、東側の奥の部屋の火点検索を実施。  22時33分頃、排煙活動と東側の未確認部分火点検索のため、再度、葵特別救助隊先ほどと同じ部屋へ進入。未確認部分を検索しましたが、火点は確認されず、22時43分頃退出。  22時45分頃、葵特別救助隊駿河特別高度救助隊は、現場本部に一旦集結し、図面を用いて大隊長とともに情報共有を実施。その後、大隊長駿河特別高度救助隊に中央の通路の南側奥火点検索を指示、通路中央奥の検索を指示しました。  駿河特別高度救助隊は3階へ移動し、進入準備。通路が直線で狭隘であること、足元の視界があるため、延長するホースラインを退路として活用すること、駿河特別高度救助隊の中で、隊長を含め隊員全員で意思を確認。各隊員の携帯警報器の作動を確認し、空気残量による活動時間の確認を実施。進入装備が整ったことを隊長とともに確認。  22時50分頃、隊長が出入口付近で進入管理し、1番員として殉職された山本隊員が物体や空間の温度を測定できる熱画像直視装置を保持、2番員がホースノズルを保持、3番員が少し後方でホースを延長しながら進入。1番員と2番員は常に接触し、熱画像直視装置モニターを見ながら進入。  22時55分頃、駿河特別高度救助隊員3名は、中央の通路奥出火室の手前まで進み、出火室側の廊下の上部に火炎を確認し、火炎に向けて放水を実施。隊長は、無線による「火点確認」を受報。  23時00分頃、隊長は、一定の時間が経過したため、無線で屋内進入隊員に「退出」を指示し、3番員が無線で「了解」と回答。互いの体に触れて退出指示があったことを確認し、進入とは逆の順序で2番員、3番員は振り向き、右手で壁を伝い、左手でホースをたどりながら退出を開始。  23時3分、1番員が退出してこないため、すぐに隊員1名が退出してきたホースをたどってノズルまで進入。周囲を検索するも、退路上に1番員を確認できませんでした。  隊長は、無線機及び拡声器を用いて1番員に呼びかけするも、返答なく、その後、延べ16回にわたり進入し、検索及び消火活動を実施。  2時24分、17回目の進入時に、出火室において心肺停止状態で発見しました。  2時44分、火勢を鎮圧し、3時16分に火災は鎮火しました。  以上が、事故の概要でございます。  次に、今回の事故原因の検証についてです。  局内において再発防止検討委員会を設置し、現場活動状況及び事故の要因の検証・分析を実施しています。  さらに、外部有識者による事故調査委員会を設置し、当局の現場活動状況及び事故の要因を客観的に検証及び評価をしていただくとともに、再発防止の提言を受け、今後の活動に反映してまいります。  事故調査委員会は、第1回目の協議を10月13日に行います。  次に、職員への惨事ストレス対策についてです。  大切な仲間を失うという事態に対し、本市職員が受けている精神的影響に配慮するため、火災発生翌日にストレスチェックを行い、早期のケアが必要と判断された職員については、市が委嘱している精神科医によりカウンセリングを実施しました。これらと並行して、随時、消防局専属の保健師による相談を行っております。また、総務省消防庁のメンタルサポートチームによる研修についても実施いたしました。職員の惨事ストレスについては、重要な問題と捉えており、今後も引き続き必要な対応をしてまいります。  最後に、殉職職員の御遺族への対応についてですが、突然、大切な御家族を失った事態に、深い悲しみと不安にさいなまれた御遺族に寄り添うべく、御遺族に専任の担当職員を定め、各種手続に係る相談や補助などに当たっています。  また、9月28日には、静岡市民文化会館にて、消防葬を執り行い、約350名の皆様に御会葬いただきました。委員の皆様におかれましても御参列を賜りまして誠にありがとうございました。  今後もしっかりと御遺族に寄り添い、サポートしてまいります。  報告は以上でございます。 6 ◯安竹委員長 ただいまの報告に対し、質疑等はありませんか。 7 ◯高木委員 自民党、高木です。よろしくお願いします。  まず、令和2年7月5日に吉田町の倉庫火災による殉職事故がありました。それに続きまして、8月13日の呉服町火災で、再び職員1名が殉職したと。重大な事故が立て続けに発生していることに対し、どのように安全対策に取り組んでいくのか、教えてください。 8 ◯長井安全対策課長 重大事故立て続けに発生し、どのように安全対策に取り組んでいくのかについてですが、令和2年に発生した吉田町倉庫火災を受け、事前対策の徹底、災害対応力の強化、人材育成の推進の安全を支える3つの柱を消防局の指針として、研修や訓練に取り組み、装備品を充実し、災害現場における安全管理体制の強化を図ってまいりました。  今年度は、安全対策課を新設するとともに、各消防署職員安全指導係を新設するなど組織体制の強化を図ってきた中で、今回の殉職事故が発生したことを非常に重く受け止めております。  8月に発生した呉服町火災後、速やかに各署の署長を招集、事故発生状況を共有し、安全対策の指導を徹底しました。また、屋内進入による活動を具体化し、各消防署において重点的に訓練を実施するなど、災害対応力の強化に努めているところであります。  今後は事故調査委員会を設置し、当局の現場活動状況及び事故の要因を客観的に検証・分析し、同委員会の提言に基づき再発防止策を検討し、安全対策を徹底してまいります。 9 ◯高木委員 先ほどの局長の説明の中に、事故原因の徹底的な調査・検証を行うということがありましたが、いつまでにそれを行い、その結果は公表するのか否か。それと、前回の吉田町の調査に当たっては、警察との調整が整わず公表できないというような話がありましたけれども、今回に関してはそれが大丈夫かどうか、教えてください。 10 ◯成澤警防課長 3点の質問についてお答えさせていただきます。  まず、事故調査の期限につきましては、委員会を4回程度開催し、1月末をめどに報告書を取りまとめる予定です。  次に、報告書については公表を予定しております。  3つ目に、警察との調整についてですが、現在のところ、警察からの依頼がありませんので、調整しておりません。 11 ◯安竹委員長 ほかにありませんか。 12 ◯山本委員 自民党、山本です。よろしくお願いします。  先ほど、出火した建物は鉄筋コンクリート、一部鉄骨造りとのことですが、このような耐火建物について、今後どのような活動をしていくのか、お教えいただきたいと思います。お願いいたします。 13 ◯成澤警防課長 耐火構造の火災に対する活動につきましては、まず、耐火構造の建物の火災の特性として、密閉性が高く、濃煙熱気が充満しやすく、屋外から火点や延焼状況の把握が困難であるほか、通路が狭く、収容物が置かれ、活動の障害となる特性があります。  消防活動については、統制の取れた排煙活動と、迅速な火元の把握による燃えている物体への直接的な放水が効果的であり、結果、水損による被害の抑制につながります。 14 ◯山本委員 ありがとうございます。続けてお聞かせください。  駿河特別高度救助隊の隊員1名が行方不明となってしまったと、これはなぜ行方不明になってしまったんでしょうか。また、隊員同士ロープでつながなかった、これはどういった理由があるのでしょうか。教えてください。 15 ◯成澤警防課長 委員からの2点の質問にお答えさせていただきます。  まず、確保ロープをしなかった理由につきましては、狭隘な通路であったことから、活動の障害を考慮し、確保ロープを設定せず、直線の通路で膝下の視界があり、床面を視認できることから、ホースラインを退路として活用することを4名が意思確認したと報告を受けております。  行方不明となった原因につきましては、今後の事故調査委員会において検証してまいります。 16 ◯鈴木委員 今、いろんな質疑がありましたけれど、最終的には調査委員会を待って報告するということになりますと、今日のこの消防の委員会で、細部にわたっては、結局はこの4回の調査委員会の報告を待つということになるわけでしょう。  それじゃ、今日は余り具体的な質疑はできないということだね。してもしようがないということだ。また影響もあるということ。そういうふうに理解していいですか。 17 ◯成澤警防課長 ただいまの質問に対する回答ですけれども、先ほど局長の話にあったように、10月13日に5名の委員の方々に委嘱式を行いまして、それから第1回目の事故調査委員会を開催します。  そこからおおむね4回を予定していますけれども、検証していただく予定になっておりますので、内容については、先ほど局長から説明があったとおりということになります。 18 ◯鈴木委員 この委員会の中で、ただいま局長が報告したことの詳細については、この調査委員会を待って報告するので、今日は細部にわたっての質疑は控えてもらいたいと、こういうことになるわけだよね。そういうふうに委員長のほうからまた采配してください。お願いします。 19 ◯安竹委員長 ただいま鈴木委員から指摘されましたけれども、私、委員長の立場からも、今日の説明はちょっと物足りない状況でありました。ほかの委員の皆さんもそうじゃないかなと思うんですが、いずれにしましても説明はこれで終わっておりますので、今回の説明はこれだということで、委員の皆様は、今日は質問ができるという、そういう気持ちでここに出てきていますので、もうちょっと詳しい内容について説明をいただきたかったと、こう思うわけですが、まだ若干、質問者が残っていると思いますので、もう少し進めさせていただいてから結論を出したいと思います。お願いします。  そのほか質問ありましたら。 20 ◯長沼委員 事故調査委員会の結果、これから事故調査委員会で調査するということでもありますので、余り細部にわたっての質問というのはいかがなものかという御意見もあるかとは思うんですが、こういう委員会の場で御報告いただいて、質疑というのも非常に貴重な機会でありますので、何点か御質問させていただきたいかなと思っております。  先ほども御説明がありましたけれども、見失った経緯の前後のところに少し説明が曖昧な感じ、印象を持っております。  まず、このはぐれた場面なんですけども、山本隊員──1番員が熱画像直視装置、2番員がホースノズル、管鎗です。3番員がホースを持っていたというようなことなんですけど、通常の進入方法を確認させてください。この1番員、2番員というのは、これは普段はすぐ近くにいるものなのでしょうか。 21 ◯成澤警防課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  消火のためにホースを延長して屋内進入する場合は、最低2人で進入することとしております。その際は、1名が先端のノズルを、もう1名がその後方でホースの延長を補助します。  今回の進入では、熱画像直視装置を携行し、火点検索を行う任務であったことから、ノズルを保持する隊員と熱画像直視装置を携行する隊員が接触しながら、協力してモニターを見ながら屋内進入しております。 22 ◯長沼委員 持ちながら、接触しながら進入していたということなんですけれども、23時00分に退出の指示、3番員から2番員、2番員から1番員に体に触れて「退出」と声をかけ、退出の指示を伝達。ここで2番員、3番員が戻っていったときに、はぐれてしまったというふうに思うんですけれども、離れてしまってはいけないものなのかなというふうに思うんですが、離れてしまうことというのはあり得ることなんでしょうか。 23 ◯成澤警防課長 ただいまの質問にお答えさせていただきます。  はぐれるという言葉でしたけれども、今回の退出につきましては、ホースをたどって退出を予定していましたので、行動的にはそれぞれの行動になります。3番員、2番員、そして1番員が、それぞれ退出を判断して、振り向き、行動していく予定であったと聞いております。 24 ◯長沼委員 ありがとうございます。もう1点質問します。  こちらの報告にもあるんですけれども、個人携帯警報機の鳴動が確認できなかったというような、先日も報道がございましたけれども、音を聞いた隊員がいなかったというふうに聞いております。  ちょっと報道で出ていた警報器ですが、モーションスカウトというものなのかなと。キーがついているものだと思いますが、カタログ上では、3メートルの距離で95デシベルというかなり大きな音だと思います。これは、45秒静止したり、あと、高温の状態が長時間続くと鳴動するというようにカタログ上、書いてございますけれども、これは仮に鳴動した場合は屋外まで聞こえてくるものなんでしょうか。 25 ◯成澤警防課長 ただいまの質問に対してですけれども、委員のお持ちのパンフレットのとおり、45秒以上全く動かなければ鳴る、それから、熱、時間によって鳴動する機能が備わっております。  今回の火災対応のときの距離からすれば、屋外で、通路の外で待機している隊長には聞こえる距離だと判断しております。 26 ◯長沼委員 ありがとうございます。あと、すみません、もう1点です。  23時3分に山本隊員の行方不明を覚知したというように書いてあるんですけれども、報道にもありますとおり、あと、その当時、現場にいらっしゃった記者からも聞いておりますが、あるいはビルの管理者誰か人がいなくなったとか、行方不明になっているというような話を、かなりそのあと、後々の時間まで気がつかなかったという方が結構多数いらっしゃいます。  ちょっと1点確認したいんですけれども、行方不明になったことを確認した時間、例えば、指令にはどのタイミングでこのことが伝わったのか、あるいは消防局幹部職員、この後、参集していると思いますが、この情報を知って参集したのはいつなのか、あと、市二役、市幹部に伝わったのはいつ頃か、これもお聞かせください。 27 ◯成澤警防課長 救助隊長から山本隊員が行方不明となった報告を受けた大隊長が、指令課に報告した時刻が23時3分となっております。  消防局幹部及び市幹部への報告の時刻と参集の状況につきましては、当日、台風8号の接近に伴う警防準備態勢等を取っており、登庁していた職員が無線で行方不明者ありという情報を聞き取りまして、指令課で情報収集し、23時10分頃から消防局の幹部に順次伝達し、速やかに参集しております。  市幹部への報告につきましては、14日午前1時頃に、秘書課を通じまして二役等へ報告しております。 28 ◯長沼委員 ありがとうございます。  今まで出ていなかったお話だったので、そういう意味では、初動体制というか、組織としての初動体制には大きなこと、遅れというのはなかったのかなというふうに今感じました。  あと、少し、今回の事故が……             〔発言する者あり〕 29 ◯長沼委員(続) 何ですか。 30 ◯安竹委員長 続けてください。 31 ◯長沼委員 今回の事故が、2回目というようなお話もあるんですが、実際には本年6月5日に、山本隊員と同じ駿河特別高度救助隊で訓練中に転落事故が起きています。隊員が高所から転落して一時意識不明、重傷、もう既にお仕事には戻られているというふうには聞いておりますが、このとき、私ははっきり覚えているのは、記者投げ込みをしてしっかりと公表するべきだというふうに伝えたことを覚えております。これは、そのときに公表しないという答えがあったように記憶しておりますが、当該の事案、これを非公表とした理由、経緯について、少しお聞かせ願えますか。 32 ◯酒井消防総務課長 駿河特別高度救助隊員の転落事故報道への非公表とした理由についてですけれども、本市の方針といたしまして、災害対応の遅れや消防業務の停滞など、市民への直接的な影響がなかったことから非公表といたしました。 33 ◯長沼委員 市民への影響がなかったので公表しなかったということなんですけれども、ちょっと隠蔽と取られてもおかしくないのではないかなというふうに感じます。  というのは、同じ隊の中で、すぐその直後──2か月後に重大事故が起きていますので、これはしっかりと外部の目線というか情報の共有が適切に行われるべきだったのではないかなというふうに思います。  今回の呉服町火災と、立て続けに事故が起きたわけでございますが、今回の呉服町火災の重大事故を受けて、改めて警防部から徹底事項の通知などが行われていますでしょうか。もし行われていれば、少しお聞かせいただきたいです。 34 ◯成澤警防課長 事故発生後の緊急対策につきまして説明させていただきます。  まず、8月16日付で、警防活動時における消防職員の安全管理の再徹底について、消防局長通知を発出しております。そして、任務遂行上の安全管理の再徹底を指示しております。  次に、8月18日付で、重大事案を踏まえた安全対策について、警防部長通知を発出し、基本の遵守と安全最優先活動を指示しております。  さらに、9月に、警防部長通知を発出し、火災における屋内進入時の信号付投光器の使用の徹底を指示しております。 35 ◯長沼委員 改めて、徹底事項についての通知を出されたということなんですけれども、信号付投光器のことについてもちょっとお尋ねします。  これ蛍光ロープみたいな、蓄光型のケーブルがついているものなのかなと思うんですが、これをたどって元に戻れるというものなのかなと。すみません。勘違いしていたら申し訳ありません。これが例えば、活動の邪魔になるとか、実際にはつけておいてくださいねと言っておいても、余りつけてもらえなかったりとか、そういう可能性があるとよくないなと思うものですから、これはどういったものなのでしょうか。信号付投光器についてちょっと御説明いただけますか。 36 ◯成澤警防課長 信号付投光器について説明させていただきます。  火災だけではなくて、いろんな場面で使うことがございますが、屋内進入するほうにライトがあります。ケーブルでつながって、外に発動発電機でライトがつくような形になっています。  ライトのところと元のところにブザー、あとはランプで合図を送るような状況になっていまして、さらにケーブルは強度が十分保たれるものですから、ロープと同じような扱いができるものとなっております。
    37 ◯長沼委員 ありがとうございます。  守られなければしようがないので、適切な管理をお願いしたいなと思います。  もう1点、最後の1点です。  今回、かなり重大事故ということになってしまいまして、この重大事故に至る前の、例えば軽微な事故であるとか、軽微なヒヤリハット事案、ハインリッヒの法則みたいなお話にはなりますが、私、どこで聞いたか忘れてしまったんですけど、軽微な違反の報告がよく上がるような、そういうオープンで風通しのいい組織は重大事故が少ない。うちは全然、事故がないです、安全にやっていますというふうに言っている組織ほど重大事故が多発する、そんなような話を以前どこかで聞いたことがあるんです。医療事故の話の中で、病院の安全対策の中で聞いたお話なんですけど、これもやっぱり、インシデント、ヒヤリハット事案とか、軽微な事案とか、そういったことをしっかりと一個一個丁寧に検証していくような組織の文化、組織の風土というのはとても大事ではないかなというふうに思うんです。  改めて、これからの安全対策再発防止について、組織としてどういうふうに、この組織の風土をどういうふうに捉えていて、これからどうしていきたいかということを、できれば秋山局長からお答えいただきたいと思います。 38 ◯秋山消防局長 安全対策再発防止についての考えについてでございますけども、今回の事故を受けまして、事故原因について、消防局として徹底的な検証・分析を行い、さらに外部有識者による事故調査委員会での客観的な検証・評価のほうから提言を受け、その提言に基づき再発防止策を講じ、組織全体で消防活動の安全に全力で取り組んでまいります。 39 ◯小山委員 すみません。1点だけ確認させてください。  先ほどから行方不明になった事故原因の調査を、今後の4回の調査委員会で行うということでしたけども、一番知りたい23時頃から23時3分までのこの3分間に何があったかというのが、その調査委員会を経て明らかになってくるということでよろしいでしょうか。  自分の感覚としては、御本人でなければ分からないこともあるんじゃないかなと思うんですが、その辺をできる限り明らかにして、調査していただきたいというのがあるんですが、これ以上詳しいものが調査委員会で出てくるのかどうかというところを、お答えいただける範囲でお答えください。 40 ◯成澤警防課長 ただいまの委員の質問に対してですけれども、委員のおっしゃるとおり、今後のその肝になるところに関しましては、事故調査委員会で検証・分析等々をしていただく予定になっております。  100%原因が究明できるか分かりませんけれども、事故調査委員の方々、外部の有識者に委ねる形になりますので、そちらのほうの判断を仰ぎたいと考えております。 41 ◯安竹委員長 よろしいですか。 42 ◯秋山消防局長 委員からの貴重な御意見をありがとうございました。  私ども消防は、住民の皆様が安全・安心に暮らせるために、今回の事故の教訓を真摯に受け止め、職員一丸となって再発防止に取り組んでまいります。今後も御指導、御協力のほう、よろしくお願いいたします。 43 ◯安竹委員長 それでは、私のほうから1点、質問させていただきます。  秋山局長に対して質問いたします。  ただいま説明がいろいろありましたけれども、大変この事案は厳しいものがあります。  なぜかと言いますと、先般、合同葬祭がありましたけれども……(「副委員長とチェンジして」)チェンジしてからにしましょうか。ごめんなさい。             〔委員長交代〕 44 ◯高木副委員長 それでは安竹委員、どうぞ。 45 ◯安竹委員 どなたから質問があると期待したんですが、ありませんでしたので、私のほうから1点、秋山局長に対して質問いたします。  御案内のとおり、2年前に吉田町で大きな死亡事故があって、職員が3名亡くなっております。今回、このように1名の貴い職員が亡くなったわけであります。  ここで、私は田辺市長と秋山局長がいろんな場所で、断腸の思い、本当に大変な事故を起こしたと、ついては、最終的には御家族に寄り添ってというような、そういうお話もあるわけでありますが、責任は重大ということと、責任はどう取るべきかということが大事だと思っております。  ここで、端的にお伺いしますが、今回の事案に対して、一生懸命事故の処理、あるいは今後どうやっていくのか、あるいは安全対策をどうするのかという大事な立場にある秋山消防局長でありますが、今の時点で、田辺市長に対して引責辞任の相談を申し入れたことがあるかどうか、お伺いいたします。 46 ◯秋山消防局長 今回の事故に関しては、当局職員の貴い命が失われたことに対しまして、消防業務を総括する者として責任を痛感しております。  私の責任としては、今回の事故の原因を究明、検証して公表するということが責務だと今思っております。 47 ◯安竹委員 私がこの質問をなぜしなければならなかったかと申しますのは、先般、こういう事例があったことは皆さん方、共有できていると思います。安倍晋三元首相が暗殺されました。ここで、中村警察庁長官が辞職願を出して辞職されました。国家公安委員会に辞職を願い出たわけであります。  また、続いて、奈良県警本部の鬼塚本部長が、やはり計り知れない衝撃と責任の重さということで、やはり辞任を申し出て、辞任したのは御案内のとおりであります。  私はこのことを、なぜここで局長に申し上げたかというと、責任の重さ、その責任の取り方、これはですね、1,039名ですか、今、消防職員がいるわけですが、この人たちの本当にトップとして、やはり重責です。このことを肝に銘じていただきたいということをお願いしたくての質問でありますので、御承知おきいただきたいと思います。             〔委員長交代〕 48 ◯安竹委員長 それでは、ほかに質問もございませんようですので、質疑を終わらせていただきます。  葵区のビル火災についての報告は以上でございます。      ────────────────────────────── 49 ◯安竹委員長 次に、決算審査に入ります。  認定第1号中所管分を議題といたします。  審査順序といたしましては、当局からの説明を聞いた後、質疑に入ります。その後、討論と併せて要望・意見を述べていただき、採決を行います。  なお、特に反対の立場での討論がない場合の採決は、簡易採決で行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 50 ◯安竹委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言の際には、議案書の番号、ページ数、項目等を述べていただくようお願いいたします。  それでは、質疑がありましたらお願いいたします。 51 ◯高木委員 私からは議案集4)、主要施策成果説明書441ページの消防団管理運営について伺います。  消防団員の目標を2,950人としている。4月1日現在の団員数は2,280人で、670人が不足している状況です。これに対して、毎年10人を目標として増員していきたいとしているのですけれども、これはうまくいっても67年かかっちゃうんです。しかも、実際には95人減少しているということを考えると、真剣にやろうとしていると到底思えないんですよ。このことをどう考えているのか、まず教えてください。 52 ◯恩田消防団担当課長 消防団員の増員につきましての考え方でございますが、まず、成果指標を前年度比10人の増員を目標値とした経緯について、先に説明させていただきます。  消防団員数は、平成23年度の2,801人をピークに年々減少を続けており、近年は、退団者数が入団者数を大きく上回る傾向でありまして、減員が続いております。  このため、増員に対する目標を100人という目標も掲げたいところでございましたが、条例定数2,950人を最終目標とした上で、現実的な前年度比、最低10人以上の増員を目指すとしたものであります。  しかし、残念ながら、これすら目標達成には至りませんでした。  この原因といたしまして、人口減少、少子化、職業構造の変化や地域意識の希薄化などにより入団者数が減少していることが考えられます。しかし、それ以上に、現在、在団している団員の高齢化、また、仕事や家庭の事情による退団者が増加している事実もあります。  地域防災力の低下は、地域住民の生命・身体・財産の保護に支障を来すことから、消防団員の増員については重要な課題と受け止め、消防団員募集広報に加えて、消防団員の処遇改善や負担軽減、福利厚生の充実を図ることで退団者の抑制を図り、今後も増員を目指してまいる考えでございます。 53 ◯高木委員 同じ消防団の関係ですけれども、対策として、消防団応援の店、あるいは出動報酬の創設、機能別団員制度の導入等に取り組んでいるとのことでありますけれども、これから消防団員になろうとする若者に対して、これらをどのように周知しているのか、教えてください。 54 ◯恩田消防団担当課長 各種制度の若者への周知でございますが、現在、若者が多く利用するフェイスブックやインスタグラム、こちらを消防団公式フェイスブックやインスタグラムという形で若者に目に留まりやすい環境をつくっております。  また、現在、学生に対しましても、昨年度はコロナの影響で実施できませんでしたけれども、学園祭に広報ブースを設けて、学生団員の募集も図っております。 55 ◯高木委員 後で意見・要望を言いますけれども、直接、若者に語りかけるような活動をぜひ数多くやっていただきたいと思います。  続きまして、ヘリコプターの関係です。  事務事業総点検表363ページ、ナンバー16、航空課ですか。消防ヘリコプター維持管理事業についてということで、最初の質問ですけども、消防ヘリ「カワセミ」のこれまでの主な活動実績を教えてください。 56 ◯浅岡航空担当課長 これまでの活動実績ですが、本市消防ヘリコプター「カワセミ」は、平成20年度に運航を開始し、現在、15年目を迎え、令和4年9月30日現在、総飛行時間は3,141時間に達しております。  運航開始からこれまでの活動実績につきましては、火災119件、救助224件、救急263件、その他、捜索等151件に出動し、総出動件数は757件、467名を救出または救急搬送しております。  このうち、広域市町への出動は51件で、令和3年には牧之原市で発生した竜巻被害において、上空から被害状況の確認をしております。  先日発生した台風15号による災害では、孤立集落からの救急搬送や救助出動など7件に出動し、計40名を救出いたしました。  また、緊急消防援助隊として、平成23年に発生した東日本大震災で、岩手県に出動し、14日間の活動で20回に及ぶ救急搬送を、令和元年に発生した台風19号では、長野県に出動し、5名を救出するなど、被災地の期待に応えてまいりました。 57 ◯高木委員 運航開始から15年目を迎え、老朽化が進んでいるという表現もあるんですけれども、更新基準等は設けられているのでしょうか、お伺いします。 58 ◯浅岡航空担当課長 消防ヘリコプターの更新基準についてですが、本市消防ヘリコプターの更新基準はありませんが、全国、消防防災ヘリコプターを配備する46都道府県の56団体、76機の平均使用年数は19.8年となっております。  本市消防ヘリコプターは、製造から15年が経過しており、経年劣化や特殊な使用環境等により機体構造部への負担が蓄積されておりますが、日々適切な点検、整備を行い、機体の維持管理に努めております。  今後もその重要性と必要性を認識し、多様な航空機活動に能力を十分発揮できるよう、より安全な運航体制を維持し、市民の安全・安心の確保に努めてまいります。 59 ◯高木委員 事務事業総点検のその下ですけれども、消防ヘリコプター画像電送装置保守点検事業において、部品の枯渇、修理不可品が発生しているということで、段々何か心配でしようがないんですけれども、どのように対応しているのか、教えてください。 60 ◯浅岡航空担当課長 ただいまの修理不可品の対応についてですが、可視赤外線防振カメラについては、2024年12月末をもってメーカーのサポートが終了します。その後の部品供給にあっては、国内代理店において部品の確保をお願いしており、了承を得ております。  画像電送装置については、機上設備の構成品であるVTR録画装置については、既にメーカーからのサポートが終了しております。しかし、対策として、予備機を1台、自隊で保有しており、故障など不具合発生時には迅速に対応できる体制を取っております。  今後は、画像電送装置製造メーカーが販売している持込み型の購入、または機体更新に合わせて、消防ヘリコプター画像電送装置の更新を検討しております。 61 ◯山本委員 議案集4)、442ページ、事業番号1の(2)、指標名、消防団庁舎の耐震化率についてお聞きしたいと思います。  消防団庁舎の建て替えについて、庁舎規模や仕様などの基準はあるか、教えてください。お願いいたします。 62 ◯有賀財産管理課長 消防団庁舎の規模につきましては、静岡市消防局で定めました消防団施設整備基準に基づき、本部施設は敷地面積250平方メートル、建物延べ面積125平方メートル、支部施設は敷地面積130平方メートル、建物延べ面積55平方メートルを基準といたしております。また、車両が2台配置されているような施設については、40平方メートルを限度に加算できることとしております。  また、消防団庁舎の仕様といたしましては、構造は鉄骨造で、設備につきましては、車庫、会議室、シャワー、トイレ、湯沸かし場などを備えた施設といたしております。  消防団庁舎は、地域防災の重要な拠点施設でございますので、十分な設計の下、整備を行ってまいります。 63 ◯山本委員 ありがとうございます。  引き続いて、同じく議案書4)、主要施策成果説明書の438ページ、12)です。救急活動の事故種別出動件数及び搬送人員についてお聞きします。  新型コロナウイルス感染症第7波によって出動件数が増加していると思いますが、昨年度と比較してどのぐらい増加しているか、教えてください。お願いします。 64 ◯佐藤救急担当部長 新型コロナウイルス感染症第7波による救急出動件数の増加についてですが、新型コロナウイルス感染症第7波の拡大時には、熱中症の症状の傷病者も増加し、救急出動件数は7月が前年比120%増の4,190件、8月にあっては128%増の4,485件、月別救急出動件数の過去最多となりました。 65 ◯山本委員 ありがとうございます。さらにお聞かせください。  ほかの都市でもあったと思うんですけれども、当市では出動する救急車が足りなくなるような事例はあったのでしょうか、教えてください。 66 ◯佐藤救急担当部長 当市において出動するでよろしいですね。  出動する救急車が足りなくなることがあったかについてですが、静岡市内において、非常用救急車を含め23台の救急車が全て出動したため、消防隊が先行出動し、救急隊が到着するまでの間、応急処置を実施した事案が3件ありました。傷病者の傷病悪化を防ぎ、問題なく救急活動を実施しました。 67 ◯長沼委員 創生静岡の長沼です。何点か質問させていただきます。  まず、議案集4)の437ページ、防火対象物の査察実施状況についてお尋ねします。  この査察実施状況の中で、立入検査結果報告書、勧告書、それから、警告書、命令書はゼロ件となっておりますが、こういった件数が書かれております。これはどういう場合に交付するのか、お教えください。 68 ◯藤井査察課長 防火対象物の査察実施状況の中で、立入検査結果報告書なんですけれどこれは通知書のことですかね。(「はい」)  通知書等はどのような場合に交付するかについてですが、立入結果通知書を交付する場合は、立入検査を行った際、主に自動火災報知設備の発信機の表示灯や誘導灯の球切れなど、消防用設備等の維持管理不良や法定点検の未実施などの比較的早期に是正される消防法令違反に対して交付するもので、令和3年度は1,910件交付しております。  続きまして、勧告書を交付する場合ですが、こちらにあっては、防火管理者の未選任や消防用設備等の未設置などの消防法令違反に対しまして交付するもので、令和3年度は231件交付しております。  なお、勧告書を交付した場合は、関係者に対しまして改善に向けた計画書の提出を求めて、消防法令違反の是正計画を定めさせて、指導しております。  続きまして、警告書を交付する場合になりますが、こちらにあっては、勧告書を交付して指導する中で、関係者の理解が得られず、改善計画書の提出がなされない場合や、改善計画書に定められた期日までに改善がされていないもので違反状態が長期化するおそれがある場合に交付しております。消防法に基づく措置命令の前段階措置として交付するもので、令和3年度は屋内消火栓設備及び自動火災報知設備の未設置違反に対して3件交付しており、こちらにあっては、全て是正しております。 69 ◯長沼委員 ありがとうございます。  それで、特に重要な違反、勧告書交付に至るものについては、指導や管理を行っていくと思うんですけれども、この重要な違反、違反行為が見つかったときに勧告書を交付、あるいは警告書を交付というふうになっていくとは思うんですが、こういった、今現在、1,000人余りいる本市消防局の職員の中で、査察の対象人員となっているのが7割程度、700人ほどであると思います。かなり業務としては大きな業務であると認識しておりますが、こういった指導とか、査察というのが、かなり負担といいますか、ストレスになるというケースもあるように聞いております。  こういった重要な違反をどのように管理して、是正指導を行っているか、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。 70 ◯藤井査察課長 消防法令違反の中でも重要な違反は、どのように管理して是正指導につなげているかについてですけど、当局では、防火管理者未選任違反や、消防用設備等のうち、初期消火に有効な屋内消火栓設備、それとスプリンクラー設備、また、火災を早期に発見する自動火災報知設備が未設置違反である防火対象物については、重大な消防法令違反と位置づけまして、消防署ごとに違反是正に向けた進捗管理表を作成しまして、データ化して管理しております。  進捗管理表は、具体的な是正計画や指導状況などが記載されており、査察課が一元管理し、状況により指導方法の助言を行ったりしております。  重大な消防法令違反防火対象物については、年3回以上の立入検査により重点的な指導を行っており、消防法令違反の早期是正につなげております。  また、職員のストレスに関してですが、こちらにつきましては、査察課が一元管理している中で、消防署の各担当者が割り振られておりますので、そちらと連絡を密に取りながら、そういったストレスの面に関しても話合いをしながら、違反是正に努めているところであります。 71 ◯長沼委員 ありがとうございます。  次に、同じく主要施策成果説明書435ページです。  表中1)の中に、県消防学校初任教育とあります。この初任教育は、新しく採用された職員に対する教育であると思われますが、そこで女性職員、女性の活躍についてお尋ねします。
     女性職員の採用計画はどのようにお考えでしょうか。また、女性活躍を推進するために、どのような職場で、どのような役割を担ってもらいたいと考えていますか、お答えください。 72 ◯酒井消防総務課長 消防局における女性職員の採用計画をどのように考えているかのほうから、先に回答させていただきます。  こちらにつきましては、消防局における女性職員は、市長部局の職員を除きまして、令和4年4月1日現在で43名おり、いわゆる女性活躍推進法の規定による本市特定事業主行動計画に基づいて、令和8年4月1日までに全職員に占める構成比率の5%に当たる52名の女性職員の確保を、現在、目指しております。  次に、女性活躍を推進するため、どのような職場で、どのような役割を担ってもらいたいと考えているのかにつきましては、女性職員につきましても、採用後6か月間は、先ほど委員がおっしゃいました静岡県消防学校で初任科研修におきまして消防業務全般の基礎的知識・技術の習得、体力強化及びもろもろの訓練を受講させ、その後、災害現場対応を行う消防署等に配置しまして、職域については分け隔てなく消防業務に就かせております。  勤務場所の内訳等につきましては、令和4年4月1日現在、消防部消防総務課に2名、予防課に1名、警防部司令課に3名、各消防署の毎日勤務に4名、当直勤務に33名配置しているような状況でございます。 73 ◯長沼委員 似たような質問が続きます。  同じく441ページの2目、非常備消防費の管理運営費の3)です。  消防団員の増員についてお尋ねします。女性の活躍についてです。  女性の消防団員数の増加のための施策は、現在ありますでしょうか。また、現在の女性の消防団員数もお答えください。 74 ◯恩田消防団担当課長 女性消防団員についてでございますが、女性消防団員、まず、確保のための施策としまして、女性消防団員を確保するため、消防団員募集のリーフレットやポスターなどに女性消防団員の活動写真等を多く用いて、活動をPRしております。また、広報紙やSNSでも女性消防団員募集を多く広報しております。  また、地域において各分団が募集活動を行うとともに、消防団イベント等においても女性に対して募集の声かけを行っているところであります。  次に、女性消防団員数でございますが、本年10月1日現在、73人の女性消防団員が在籍しております。これは全団員の3%の数字に当たります。 75 ◯長沼委員 すみません。今の数字の中で73人、現在3%であるというふうにおっしゃっておりましたけれども、かなり少ないなというような印象でございます。  これは目標とか、何年度までに何人とか、職員のような目標の数値等はございますでしょうか。 76 ◯恩田消防団担当課長 女性消防団員数、確かに3%と、まだ現比率は少ないところではございますが、何年度までに何%という具体的な目標は、現在のところ立てておりません。全体の消防団員、男性も含めまして、全体の消防団員数を増員するということで目標を定めております。 77 ◯長沼委員 同じく442ページです。  3目、消防施設費の庁舎施設整備費の中の(2)非常備消防庁舎施設整備費です。  消防団庁舎の整備に関する予算であると思いますが、こちらも同じような質問ですみません。女性の更衣室やトイレなどの整備はどのように進んでいますでしょうか、お答えください。 78 ◯有賀財産管理課長 女性消防団員に対する施設における配慮といたしまして、消防団庁舎のうち、本部庁舎の建設に際しましては、女性消防団員の使用を想定した設計とすることとしております。具体的には、女性専用のトイレ、または男性仕様と女性仕様の切り分けができるトイレを用意すること、女性分団員が更衣するため、施錠ができる部屋を用意することとして庁舎を整備しております。 79 ◯長島委員 公明党の長島です。私も幾つか質問させていただきます。  事務事業総点検表3)から質問させていただきます。  359ページの非常備消防庁舎施設整備事業についてお尋ねさせていただきます。  上から3番目になりますけども、工事等の発注件数で7件という記載がありますけれども、これの詳細について、まずお伺いさせてください。 80 ◯有賀財産管理課長 活動指標に記載の工事等の発注件数の詳細についてですが、静岡第37分団坂ノ上の設計、地質調査、測量登記の3件と、由比第2分団寺尾の建設解体工事及び静岡第12分団北大谷の建設解体工事の4件、合計7件となっております。 81 ◯長島委員 ありがとうございます。  さらに、右を見ますと、対象が171施設あるということで、そのうち、令和3年度中に138施設の耐震化が完了するということで記載があります。これは計算しますと、残り33施設あるということですけども、それについて計画どおり整備されるのかどうか、どういう予定になっているのか、お聞かせください。 82 ◯有賀財産管理課長 非耐震の消防団庁舎の今後の計画につきましては、建築から経過年数、老朽化の状況、消防団活動上の支障の有無、地域バランス、その他、移転を伴う場合は、用地の確保の見通しなども考慮しまして、優先順位をつけ、関係者及び関係機関との調整を図り、準備の整った施設から整備を実施してまいります。 83 ◯長島委員 ありがとうございます。いろいろと調整が必要ということで、一応理解させていただきました。  次ですけれども、先ほど契約件数7件ということで、詳細を聞かせていただきました。予定だとあと4年ぐらいで耐震化が完了するのかなというふうに思ったんですが、実際、この耐震化が一巡した後、その後はどのような計画を考えていらっしゃるのか、その点についてお伺いしたいと思います。 84 ◯有賀財産管理課長 消防団庁舎の耐震化が終了しましたら、建築経過年数、老朽化の状況などから優先順位をつけまして、消防団所管課と調整し、計画的に改修、建て替えを行い、施設の長寿命化を図ってまいります。 85 ◯長島委員 消防団庁舎によっては、その計画よりも早く改修等が必要になってくることも当然考えられると思うんですが、そういうところは本当に改修が早急に必要ではないかなと考えているんですけれども、そのような場合の対応、どういうふうに対処するのか、お聞かせください。 86 ◯恩田消防団担当課長 消防団庁舎におきまして、突発的な改修等が発生した場合の対応でございますが、こちら既存の消防団庁舎の修繕につきましては、非常備消防費の管理運営費の中の修繕料予算で対応を取っております。 87 ◯長島委員 分かりました。突発的なものについては管理運営費で対応するということで、承知いたしました。  では、次に移ります。  同じ点検表の361ページになります。  真ん中のナンバー9、消防用設備台帳マイクロフィルム化及び電子ファイル化事業について、お尋ねしたいと思います。  このマイクロフィルム化と電子化についてですけれども、普段の活用方法ですね、どのように活用されているのか、お伺いします。 88 ◯藤井査察課長 マイクロフィルム化及び電子ファイル化事業について、どのように活用されているかという御質問ですが、まず、この目的ですが、建築物に設置されている自動火災報知設備やスプリンクラー設備などの消防用設備等は、新築当初から図面や関係書類をつづった消防用設備台帳を作成し、各消防署で保管してまいりました。  この消防設備台帳は、建築物が存在する限り保存していることから、年々増加しており、紙ベースの保存であるため、保管スペースの不足や経年劣化、破損等の管理上の課題がありましたが、これらを解消する目的でマイクロフィルム化を行うことにより課題が解決され、省スペース化での永年保存が可能となっております。  この活用方法といたしましては、撮影したフィルム文書をスキャニングし、電子ファイル化します。そして、それを既設の消防用設備台帳検索システムに組み込ませることによりまして、消防用設備等の設置状況や変更履歴等を迅速かつ的確に確認することができるため、消防同意事務や査察事務等の効率化につながっております。 89 ◯長島委員 ありがとうございました。次に行きます。  同じく361ページの地震対策用水利の整備事業についてお伺いいたします。  これを見まして、耐震性防火用貯水槽の件ですけれども、計画がどのようになっているのか、お聞かせください。 90 ◯成澤警防課長 耐震性防火用貯水槽の整備計画につきましては、大規模地震発生時の消防水利の確保を目的として、静岡市消防水利施設整備計画を策定し、地震対策用水利を未充足地域に対して計画的に整備しております。  整備区域につきましては、市内全域を250メートル四方に区画し、2,500の区画を設定しております。令和4年9月1日現在、設定した2,500区域のうち、1,928の区域で充足されており、全体の充足率は約77%となっております。 91 ◯長島委員 ありがとうございました。次が最後の質問になります。  議案集4)の435ページですけれども、今年、安全対策課ができたということで、先ほどの火災事故の概要の中でもあったと思うんですが、もう一度確認させてください。  吉田町での倉庫火災を受けて、昨年度、災害機動支援・部隊管理室が設置されましたが、こちらでの取組、どのような取組を行ってきたのか、改めて確認させてください。 92 ◯長井安全対策課長 災害機動支援隊ができて、どのような取組をしているのかにつきまして、静岡市災害機動支援隊は、災害現場において、安全管理活動及び現場観察を実施し、安全管理支援隊と連携し活動を行っております。  また、現場指揮本部との情報を共有するとともに、災害現場における危険要因となる煙や火炎の状況、建物倒壊、崩落危険などの現場状況をいち早く把握し、現場最高指揮者に助言、または、緊急の際は、隊員を危険区域から退避させ、活動隊員の危険行動に対する是正指導を行うなど、俯瞰的に現場を確認し、安全の確保を主眼とした活動を行っております。  また、災害現場活動を観察し、四半期に1回開催する警防活動検討会において、不安全行動等が見られた活動に関しましては是正を求めると、現場活動に関し、安全管理の徹底と教育を推進しております。 93 ◯小山委員 志政会、小山でございます。1点質問があります。  まずは質問の前に、冒頭にありました殉職された山本隊員に御冥福をお祈りするとともに、お悔やみを申し上げたいと思います。  では、質問に移ります。  主要施策成果説明書4)ですけども、ここの438ページから439ページに各種活動についての出動件数等の数字が示されております。そして、令和2年度と令和3年度の出動件数が比較できるような形で記載されているわけですけれども、私の目にはこの数値が、各項目、多少の上下はありますけれども、ほぼ横ばいのように感じるわけです。そして、その横ばいの原因と言いますか、その要因は様々あると思われるんですけれども、当局としては、この数値データをどのように分析しているのか、まず伺いたいと思っております。  具体的には、もちろん火災等の発生を予防する努力をしてくださっているのは当然ありますけれども、まだ啓蒙が足りないのかなとか、または逆に、例年このぐらいの件数が発生するものとして備えておこうというような考えでいるのか。当局の数値の分析を今後どう生かしていくかも含めて、そのお考えを聞かせていただければと思います。お願いします。 94 ◯塩澤予防担当部長 ただいまの火災件数についての捉え方と今後の火災に対する取組方について説明させていただきます。  火災件数については、令和3年度、令和2年度に比べて27件減少しております。この27件については、この10年間において、約20件前後を推移しながらも、全体的に減少しているという傾向にあります。  直近3年間については、火災件数が約200件前後を大体推移しております。この火災件数につきましては、同規模人口の政令指定都市とほぼ同様の件数となっております。  消防局の今後の火災の減少に向けての取組につきましては、火災件数の最も多い建物火災において、例年、出火原因の上位に当たる放火防止対策に、まず重点を置いて、あと、火災予防に係る普及啓発活動、消防法令違反是正の強化を推進していくことで、火災の発生率の減少に努めているところであります。  申し訳ありません。ただいま出火件数と言いましたけれど、同規模政令指定都市と同様の出火率となっております。申し訳ありませんでした。訂正させていただきます。 95 ◯佐藤救急担当部長 救急出動件数の推移についてです。  令和2年度には出動件数が一旦減少しましたが、令和3年度には前年度比約108%増の2,918件増加し、令和4年度も増加傾向にあります。今後も高齢化が進み、出動件数は増加すると予想されます。  また、救急件数の増加を抑制するために、救急フェアなどのイベント開催時、ホームページ、SNS及び掲示板等を有効活用するなど、幅広い市民へ救急車適正利用の広報活動を積極的に展開しております。 96 ◯安竹委員長 ほかにございませんか。             〔「ありません」〕 97 ◯安竹委員長 それでは、ほかにないようですので、これで質疑を打ち切ります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  発言の際は、議案に対する賛否も併せてお願いいたします。  要望・意見、討論がありましたら、どうぞ。 98 ◯高木委員 自民党でございます。  認定第1号令和3年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定について中所管分に賛成いたします。  意見・要望でございます。  まず、消防団員の確保につきましては、今般の災害などを見ますと、消防団員が率先して土砂や瓦礫の除去に当たってくださっております。ということは、市民の安心・安全を支えているということなんですよね。これが毎年毎年減っているような状況では、ちょっと市民が安心できませんので、性根を据えて、消防団員の増員を図っていただきたいなと思います。  あと、ヘリコプターにつきましては、これまで人命に直結する活動、そして、広域的な活動をしており、本当に頼もしいと思う限りでございますけれども、いろいろ不具合が出ているとかになりますと、自身の重大事故にもつながりかねないということがございますので、新機種に更新する等、早期に結論を出して対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、消防団庁舎につきましては、これも住民の安心・安全の拠点ということでございますので、計画どおり、また、速やかに建て替え、耐震対策をしていただきたいと思っております。  最後に、救急車の出動につきまして、今後ともいろいろなウイルスとか気象状況によって重なることも多々あろうかと思います。ぜひ遅れることなく、臨機応変な対応をお願いしたいと思います。 99 ◯長沼委員 創生静岡の長沼滋雄です。  認定第1号中所管分、賛成です。  要望・意見を申し上げます。  まず、査察についてです。防火対象物の査察の実施状況について御説明いただきました。今後、これもかなり、しっかり進めていかなきゃいけないということで、市外の先進事例ですとか、そういったところの研究も進めていっていただきたいと思います。要望いたします。  次に、管理運営費におけます消防学校初任者教育についてです。女性の活躍ということを先ほどお尋ねしましたけれども、やはり今、御説明にいらっしゃっている説明員さんをぱっと見ましても、やはり皆さん男性であるように見えますし、あと、もちろんこちらの委員のほうも同様でございます。  これは本当に、私は最初から非常に問題意識として持っておりまして、私がそうであればいいのになと思うときもありますが、冗談でございます。女性を増やしていくことを、なぜ私がこだわるかといいますと、組織の中に女性がいると、非常に安全性が高まるとか、気がつかないところによく気がつくとか、そういったことがよく言われております。例えばアメリカでは、女性のお医者さんのほうが救命率が高い、救命救急ですね、救命率が高いという数字もあるそうです。  これ、ただ女性の活躍、やっていかなきゃいけないなという程度のものではなくて、これは組織のことについてやってほしいんだというふうに捉えて取り組んでいただきたいと思います。  消防団についても同様でございます。消防団員、670人の団員不足、団員の確保に非常に苦労しているということでございますけれども、例えばです、ママ友とか、主婦の方とか、体を動かしたいというお友達同士で入っていただくとか、いろいろなやり方があるかと思います。そういった中で消防団の活動が盛り上がっていけばいいなと私は思いますので、ぜひこちらのほうも積極的な取組をしていただきたいと思います。これも他市町の先進事例、研究をしていただきたいというふうに要望を申し上げます。 100 ◯長島委員 公明党です。  認定第1号中所管分について賛成いたします。  意見・要望を述べさせていただきます。  耐震性防火用貯水槽の計画についてお伺いさせていただきましたが、先ほどの答弁ですと、2,500区画のうちの1,928区域で充足して、77%の充足率ということでした。数はやはりまだ足りないのではないかというような印象を持っております。いろいろ課題があるのは認識しておりますが、設置がなかなか進んでおらず、そのうちにどんどんまた老朽化していくことも考えられますし、更新も必要になってくる状況も十分考えられるものだと思います。ですので、設置計画にしっかり組んでいただいて、予算も定期的に組みながら、着実に進めていっていただきたいなと思っております。  あと、災害機動支援・部隊管理室の取組についてお伺いさせていただきましたが、やはり現場で俯瞰的に指揮、コントロールすることがいかに大事かというのを改めて認識させていただきました。火災や災害現場の前線は、何とかしようという思いがどうしても強くなってしまう傾向にあるのではないかなと思います。そういったときに、いかに冷静に対処することができるかということが重要になってくるかと思います。そういった意味におきましても、安全対策課の役割というのは重要であると思いますので、今後の取組に期待したいと思います。 101 ◯小山委員 志政会でございます。  認定第1号中所管分については賛成でございます。  意見・要望については、現在やられている取組についての地道にというか、粘り強く継続していただくとともに、強化できるところは少しずつ強化していっていただければと思います。  特に救急出動については、この書類によると、13分に1件という割合で出動しているということで、非常に多いと思いますし、先ほどの答弁の中でも、令和4年についても出動が増加しているし、今後もそれが増えていくという予想であるということで、そうなると、隊員の皆さんにも相当多忙な勤務が課せられるだろうし、その方々がきちんと勤務できなければ、万が一、救急車両の事故なんていうことも不安に思います。  ぜひとも、そういった隊員の皆さんの健康管理とともに、救急車両の安全な走行、そして、欲を言えば救急車両を増やすとか、それに伴っては隊員の数も増やしていかなければならないと思いますし、もっと言うと、受け入れる病院の体制もきちんと整えていかなければならないなと思います。大きな予算が必要となってきますので、その辺、局のほうでもいろいろ検討していただいて、予算要望をしていただければと思います。 102 ◯安竹委員長 それでは、要望・意見、討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  特に反対の討論はありませんでしたので、簡易採決にてお諮りいたします。  認定第1号中所管分は、認定することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕
    103 ◯安竹委員長 御異議なしと認め、認定第1号中所管分は、認定すべきものと決定いたしました。  以上で、決算審査を終了いたします。  残る議案審査に関係のない説明員の方は、退席していただいて結構です。             〔当局退席〕      ────────────────────────────── 104 ◯安竹委員長 次に、議案審査に入ります。  議案第138号を議題といたします。  当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 105 ◯安竹委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  質疑はありませんか。             〔「ありません」〕 106 ◯安竹委員長 質疑を打ち切ります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  発言の際は、議案に対する賛否も併せてお願いいたします。 107 ◯高木委員 自民党です。  議案第138号に賛成いたします。  要望・意見、特にありません。 108 ◯長沼委員 創生静岡、長沼滋雄です。  議案第138号は賛成です。  要望・意見はございません。 109 ◯長島委員 公明党です。  議案第138号につきまして賛成いたします。  要望・意見は特にありません。 110 ◯小山委員 志政会です。  議案第138号、賛成いたします。  要望としては、新しい車両が来たときに、隊員の方がぱっと使えて、市民に支障がないようにお願いします。 111 ◯安竹委員長 要望・意見、討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  特に反対の討論はありませんでしたので、議案第138号を簡易採決にてお諮りいたします。  議案第138号は可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 112 ◯安竹委員長 御異議なしと認め、議案第138号は可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案審査を終了いたします。      ────────────────────────────── 113 ◯安竹委員長 本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、企業消防委員会を散会いたします。                 午後0時5分散会      ────────────────────────────── 企業消防委員長  安竹 信男 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...